東海大学公開講座 SPORTS EVENT(道民カレッジ連携講座)「ボルダリング体験 南沢にウォール現る ~とにかく登ってみよう!~」を開催しました

札幌キャンパスで6月15日に、東海大学公開講座 SPORTS EVENT(道民カレッジ連携講座)「ボルダリング体験 南沢にウォール現る ~とにかく登ってみよう!~」を開催しました。2020年の東京オリンピックで正式種目となった「スポーツクライミング」は、人工的に作った壁を「ホールド」と呼ばれる突起物を掴みながら自らの身体のみを使って登る競技で、「ボルダリング」「リード」「スピード」の3種目で争われます。中でもボルダリングは、高さ約3mから5mの壁に固定されたホールドを登るもので、極限まで難しく設定されたルートを制限時間4分以内にいくつ登れるかで順位を競います。今回の公開講座は、クライミングジム「GRAVITY RESEARCH(グラビティリサーチ)」からインストラクターを招き、未就学児と小学生を対象にオリンピック種目への興味や魅力に触れてもらおうと初めて開催したものです。

会場にはホールドと呼ばれる岩に見立てた突起がついた、幅約6m、高さ約2m50㎝ほどの専用の壁を設置。難易度別に3レーン・6つのコースを設定しました。参加した167名の子どもたちは途中で落ちてしまわないよう、インストラクターに体を支えられながら挑戦。「がんばれ!」「大丈夫だよ!」とインストラクターから励まされながら、手や足を突起にかけて懸命にゴールを目指していました。子どもたちが最上部に設定されたゴールに手をかけると見守った保護者や教職員らから拍手が送られ、会場は大きな盛り上がりを見せました。参加した子どもたちは、「本物の石みたいで、最初は怖かったけど、上まで登れてよかった」「いちばん難しいコースだけゴールまで行けなくて悔しい。腕が疲れたけどまたやりたい」と話していました。

なお、本キャンパスでは今回の続編として、10月には子どもから大人までを対象とした、プロクライマー・尾川とも子氏による北海道初のボルダリング教室並びに講演会も予定しています。

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