札幌キャンパスの硬式野球部が全日本大学野球選手権準々決勝で岐阜経済大を破り準決勝進出を決めました

全日本大学野球選手権大会(6月5日~11日/明治神宮球場・東京ドーム)の準々決勝が8日に行われ、札幌学生野球連盟の代表として出場している札幌キャンパスの硬式野球部が東海地区大学野球連盟代表の岐阜経済大学と神宮球場で対戦。4-2で勝利し、本学が建学75周年を迎えるアニバーサリーイヤーに、同部としては初、北海道勢では43年ぶりのベスト4進出を決めました。

硬式野球部は初回、トップバッターで主将の中西郁人選手(国際文化学部4年次生)が左線に二塁打で出塁すると1死から相手のワイルドピッチで先制点を挙げます。さらに4番の大河内航選手(同3年次生)から今川優馬選手(同2年次生)、有間裕亮選手(同3年次生)の3連打で一挙に4-0とリードしました。投げては、今大会初登板の武澤龍矢選手(同4年次生)が先発。2回にソロホームランで1点、5回にも1点を失いましたが、変化球と直球のコンビネーションで相手を巧みに打ち取りリードを守ります。7回からはここまで2登板の徳橋颯野選手(同2年次生)に中継。最初の打者にこそ四球を出しましたが、その後は9回終了までノーヒットピッチングを続け相手打線をシャットアウト。4-2で準決勝への切符を手中に収めました。

武澤選手は、「初回の4点で気持ちを楽にして投げられました。調子もよく、思い通りのピッチングができたと感じています。先輩たちの記録を越えたいと願ってきたので、自分も全日本の舞台で投げたいと考えてきました。次戦以降も全力で勝ちにいきます」とコメント。先制点のきっかけをつくった中西選手は、「監督からは初回の入りが大切、先取点をと言われていたのでトップバッターとして意識して打席に入りました。相手が左投手だったので、インコースのボールが多いと考えて山を張っていたので、狙い通りに打てました。大会が始まって以降なかなか調子が上がらなかったけど、毎晩宿舎の駐車場で素振りをしてきた成果が出ました。次も勝って決勝に進みます」と力強く意気込みました。

高橋葉一監督(本学職員)は、「これまでベスト8の壁が高く、チームとしても北海道勢としてもなかなか越えられなかったので、ベスト4進出は一つの歴史をつくってくれたと思います。また、学園の節目の年にチームの新たな歴史を築けて光栄です。ここまで来たからにはさらに先の風景を見られるように、しっかりと準備して次戦に臨みます」と話しています。

次戦・準決勝は大会5日目の6月10日(土)、神宮球場の第2試合(午後2時開始予定)で東京六大学野球連盟代表の立教大学と対戦します。皆さまのご声援、よろしくお願いいたします。

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