デザイン文化学科の学生が北海道映像コンテストで奨励賞を受賞しました

国際文化学部デザイン文化学科2年次生の佐々木夕夏さんと鈴木春奈さんが、このほど「北海道映像コンテスト」の学生部門で奨励賞を受賞。6月22日にホテル札幌ガーデンパレスで開催された表彰式に出席しました。同コンテストは、北海道総合通信局がコンテンツ制作の裾野拡大やクリエーター等の人材育成を目的に毎年開催しているものです。

佐々木さんと鈴木さんは、昨年9月から半年間かけて行われた「札幌国際芸術祭2017」のCM制作ワークショップに参加。今年8月から10月まで開催される芸術祭に向けたPR映像を制作し、この作品を北海道映像コンテストに出品しました。2人は、「身近に感じるアート」をテーマに、JR札幌駅の北口と南口をつなぐ通路のデザインに着目して作品を制作しました。佐々木さんは、「テーマに沿ったロケ地を探すことに苦労しましたが、市内に住む多くの人が足を運んだことのある札幌駅を舞台にすることで、CMを見た人が身近にあるアート、デザインに注目してもらえるような作品ができました。制作期間には指導してくださるデザイン文化学科の早川渉講師や先輩、友人からたくさんのアドバイスをもらい、自分にはない発想を形にできたと思います」と振り返り、鈴木さんは、「映像制作の経験はなく、右も左も分からない状態でスタートしましたが、たくさんの経験を積むことができ、今後につながる時間を過ごせました。受賞を聞いたときは驚きましたが、さらによい作品を制作できるようにこれからも努力していきたい」と話しました。

指導に当たった早川講師は、「今回の作品は学生らしい視点が評価されました。制作期間を通じて、映像を撮る楽しさと同時に、多くの人と協力しながら作品を完成させる難しさを体感できたことは2人にとって貴重な経験です。この経験を友人や下級生に伝えてほしい」と話しています。

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