「English Cafe」の学生が外国人観光客を対象としたツアーで通訳スタッフとして活動しました

清水教養教育センターの加藤和美講師の研究室で海外の文化研究や語学力向上を目的に活動している「English Cafe」の参加学生4名が、8月16日に外国人観光客を対象とした観光ツアーの通訳を担当しました。「English Cafe」は2013年度から活動しており、実践的な英語を身につけたい学生と英語科目の教員らが週2回集まり、料理やゲームを通じて英語を学んでいます。

今回は、豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」の清水港寄港に合わせて静岡県内の企業が企画した観光ツアーに、企業からの依頼を受けて学生たちがアルバイトスタッフとして参加しました。清水港で外国人観光客10名を出迎え、はじめに日の出ふ頭にある清水マリンターミナルを訪問し、海洋学部もブースを出展している「日の出マリンギャラリー」で駿河湾の深海をテーマにした映像やミニチュア模型などを見学。続いて、日の出ふ頭から出発する水上バスに乗り、東海大学海洋科学博物館を訪れました。施設見学の際には、加藤講師が担当する自己形成科目「仕事で役立つ英語入門」で作成した英語の電子版フロアマップを見ながら、学生が展示を解説して周りました。

加藤講師は、「『English Cafe』の参加学生たちはこれまでもさまざまなイベントに参加し、培った語学力を実践できる環境をつくってきました。今回は企業が販売する観光ツアーとのコラボレーションだったのでアルバイトとして参加させていただきましたが、スタッフとして雇用されることで強い責任感が生まれたと感じています。おもてなしの心をもって通訳の仕事をやり遂げてくれたので、今後も地域や企業の協力を得て実践の場をつくっていきたい」と語っています。

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