「東海大学建学の地・三保の松原美化運動」を実施しました

学校法人東海大学では5月8日に、「東海大学建学の地・三保の松原美化運動」を実施しました。この催しは、東海大学建学の地として学園とゆかりが深く、2013年に世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産にも登録された「三保の松原」の美しい景観を守ることを目的に、社会教育と地域貢献活動として毎年取り組んでいるものです。1966年の開始以来、毎年ゴールデンウィーク明けに行っています。例年は、静岡地区にある学園の各教育機関(付属静岡翔洋幼稚園、付属静岡翔洋小学校、付属静岡翔洋高校中等部、付属静岡翔洋高校、短期大学部、海洋学部)で学ぶ園児、児童、生徒、学生と教職員が地元の自治体や団体の方々と協力し、静岡市清水区にある三保の松原とその周辺を清掃していましたが、今年度は当初開催を予定していた7日に雨が降った影響で8日に順延。園児と児童、大学の教職員、清水海上保安部の職員ら約300名が園舎周辺やキャンパスに隣接する折戸海岸を清掃しました。

清掃活動の前には付属幼稚園の園庭で開会式を行い、小寺建仁校園長が、「今日はいつも皆さんがお世話になっている地域を美しくする日です。感謝を込めて清掃活動に取り組んでください」とあいさつしました。続いて、代表者が美化宣言を行い、「私は海が大好きです。ゴミが落ちていると悲しいです。今日はゴミ拾いを頑張ります。」(小林咲良さん・付属幼稚園年長)、「天女がこの建学の地三保に再び舞い降りてこられるよう、日々の清掃や奉仕活動を頑張ります。」(白鳥佑佳さん・付属小学校6年)と抱負を述べました。

その後、参加者は各清掃場所に分かれて作業に取り組み、可燃ごみ約8kgと瓶、缶、ペットボトル、木くずなどを回収。参加者からは、「これからもごみを少なくできるよう掃除を続けたい」「まずはごみを落とさないことが大切なので、自分が出したごみは持ち帰るようにします」といった感想が聞かれました。

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