「第16回 六カ国語スピーチコンテスト」を開催しました

東海大学外国語教育センターでは12月3日に湘南キャンパスの松前記念館講堂で、「第16回六カ国語スピーチコンテスト」を開催しました。学生のさらなる語学力の向上と、国際舞台で活躍する人材の育成を目指して毎年実施しているものです。当日は、ドイツ語、フランス語、ロシア語、コリア語、スペイン語、中国語を積極的に学ぶ学生たちの中から11名がコンテストに臨みました。

出場者は約500名の学生や教職員を前に、学生生活で学んだことや女性の労働問題、国際交流、食文化など多岐にわたるテーマで練習の成果を披露。最優秀賞である「東海大学学長賞」には、「現在の朝鮮通信使」と題して韓国語でスピーチした理学部数学科4年次生の勝俣乃祐さんが選ばれました。勝俣さんは、韓国と日本との交流促進を目的とした「21世紀ユース朝鮮通信使」のメンバーとして韓国を訪れ、さまざまな史跡や文化施設を訪問したほか、同国の学生たちと語り合った経験を紹介。「韓国の歴史を学ぶとともに、人々の情の厚さや文化の奥深さをあらためて感じました。『通信』には、2つの国が互いに信頼を持って交流するという意味がこめられています。現代の通信使として韓国や世界との交流を深めていきたい」と訴えました。

勝俣さんは受賞について、「多くの人に自分の考えを伝える機会をいただき、また、スピーチを評価していただいたことを大変ありがたく思っています。熱心に指導してくださった先生と、21世紀ユース朝鮮通信使として韓国に行った仲間たちに感謝したい」とコメント。「今後は韓国語だけでなく他の言語も学び、国際交流に貢献していきたいと思います」と抱負を話していました。

【表彰結果】 ※敬称略
◆学長賞
コリア語「現在の朝鮮通信使」 勝俣乃祐(理学部数学科4年次生)
◆教学部長賞
フランス語「暗闇の中で見つけた喜び」 山口諄也(観光学部観光学科2年次生)
◆国際教育センター所長賞
スペイン語「感謝の言葉を伝えましょう」 森真奈美(文学部広報メディア学科4年次生)
◆外国語教育センター所長賞
中国語「夢を夢で終わらせないために」 Y.K(工学部2年次生)
◆東海大学新聞賞
中国語「人々の関心が社会を変える」 沼田桃佳(文学部文芸創作学科3年次生)
コリア語「ともに食事する文化」 高橋礼奈(教養学部国際学科4年次生)
◆外国語教育センター第二類主任賞
フランス語「働くmaman」 山中ひかる(教養学部国際学科3年次生)
スペイン語「素直になるだけで」 遠藤忠信(文学部ヨーロッパ文明学科4年次生)
◆外国語教育センター奨励賞
ドイツ語「就職後の大学生活で学んだこと」 大内一訓(政治経済学部経営学科4年次生)
ドイツ語「異文化と触れ合うきっかけ」 堀井詩央(文学部歴史学科西洋史専攻3年次生)
ロシア語「ロシア語で遊んだこと」 坂野太亮(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻2年次生)

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