湘南キャンパス19号館(愛称=Techno Cube)の竣工式を挙行しました

湘南キャンパスで3月2日、19号館(愛称=Techno Cube)の竣工式を挙行しました。学校法人東海大学の建学75周年記念事業の一環で本学が進めている理工系施設整備事業で建設されたされたもので、式典には学校法人東海大学の松前義昭理事長や山田清志学長をはじめとする学園の教職員と工事関係者ら約100名が列席しました。

19号館は、情報理工学部と工学部が主に使用する施設で、社会の変化に即応できる人材に不可欠な「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を育成するための空間を集約し、学生が互いに刺激し合える空間づくりをコンセプトに設計されています。

地上10階建てで1階から3階にかけて吹き抜けとなっており、1階にはカフェステーションが設けられているほか、2階にアクティブラーニングを促進するラーニングコモンズなどを設置し、学生が個人やグループで自由に使えるスーペースを充実。3階には大学院生や教員ら研究者の交流の場であるアカデミックラウンジや、学生たちが企画の実現やものづくりに挑む拠点となる「理工系工房」も配置しました。また、4階から10階までのフロアには各学部学科の研究室と実験室、学生が自ら考えながら研究に取り組む学生室、学生や教職員が自由に使えるコミュニケーションエリアが設けられるなど、学生が1階から順次教育研究のレベルを高めていく「スパイラルアップ」を具現化した構成となっています。

式典では松前理事長、山田学長、長幸平情報理工学部長、大山龍一郎工学部長、学生代表らによるテープカットを行った後、施工会社の案内で参加者が施設を見学しました。1階のカフェステーションで行われた祝賀会では、松前理事長が、「Techno Cubeの整備を機に、東海大学では理工系エリアをScience Parkと位置づけ、18号館の愛称をScience Plazaとしてその役割を明確にしました。この建物は東海大学が育成する4つの力を培う施設として整備したものです。この校舎で専門分野を超えた組織的な教育を展開し研究室間の交流を促すとともに、グローバル人材が数多く育ってくれることを願います」とあいさつ。山田学長は、「この校舎が東海大学の新たなフラッグシップとなり、多くの学生が巣立つ港となることを期待しています」と語りました。

【19号館(愛称=Techno Cube)概要】
構  造:RC造一部S造
階  数:地上10階
建築面積:3,059.75㎡
延床面積:27,961.15㎡

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