タイ王国モンクット王ラカバン工科大学の学生を対象にしたサマートレーニングプログラムを実施しました

東海大学では4月21日から5月17日まで、タイ王国のモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)の学 生を対象にしたラボラトリートレーニングプログラムを湘南キャンパスなどで実施しました。これは、日本語や工学分野への理解を深めることなどを目的に、 KMITLと本学との覚書に基づいて1997年から行っているものです。今年度は2年次生から4年次生まで24名が参加しました。

学生らは期間中、希望に応じて工学部と理学部、国際教育センターの17研究室に所属。本学の学生らとともに各教員から与えられたテーマの研究や語学 研修に取り組みました。16日には研修成果発表会で、電気自動車技術やロボット工学などそれぞれが取り組んだ研修の概要や研究成果を、教員や学生の前で発 表。ログハウスで行われたフェアウェルパーティでは、吉田一也工学部長と長幸平情報理工学部長から一人ひとりに修了証が贈られました。

参加した学生たちは、「日本語力を向上させ、さらに日本文化への理解を高めたいと思い参加しました。1カ月間の研修で語学力は格段に向上したという 実感を得られた一方、もっと学びたいという意欲も出てきました。また、研修を通じて東海大学に通う日本人の学生やさまざまな国からの留学生と友人になるこ とができました」「先生方が丁寧に指導をしてくださり、専門的な知識や研究をする上でのスキルを身につけることができました。チャンスがあればまた東海大 学で学びたいと思います」と感想を語っていました。

タイ王国(KMITLの学生を対象にしたサマートレーニングプログラムを実施しました