2017年度の春学期学位授与式を3キャンパスで挙行しました

2017年度の東海大学春学期学位授与式を9月21日に湘南キャンパスで挙行しました。本学では春と秋の年2回、湘南・熊本・札幌の3キャンパスで学位授与式を実施しています。札幌キャンパスも21日に、熊本キャンパスでは16日に、それぞれ授与式を執り行っており、全国で356名が卒業しました。

21日の午前中、湘南キャンパス松前記念館講堂で行った学位授与式では、湘南、代々木、高輪、清水、伊勢原の各キャンパスの大学院生、学部生、留学生らに対して、学位記ならびに修了証を授与しました。内訳は、博士15名、修士22名、学士245名、乗船実習課程18名、別科日本語研修課程18名の計318名です。なお、熊本では学士11名、札幌では学士8名にそれぞれ学位記が授与されました。

式辞に立った山田清志学長は、春学期の修了生・卒業生に留学生が多いことから英語でスピーチし、修了生・卒業生とその保護者らにお祝いを述べるとともに、「今日の社会は、皆さんの若いエネルギーと新しい知識や技術、イノベーション、創造力など多くのものに大きな信頼と望みを託しています。我々が抱える重要課題である経済、環境、民族問題、貧困・格差などどれをとっても国境を越えた課題となっています。世界市民として人類のために何ができるのか、グローバルな視点で考え、国境を越えて行動することが求められています。大学で身につけた『専門』と『教養』を土台として、新しい知を獲得し、生涯にわたり成長を続けなくてはなりません」と呼びかけました。また続いて、学業優秀者に総長賞が授与され、髙野二郎副総長から代表者に賞状と記念品が手渡されました。

祝辞では松前義昭理事長が、学園の創立者・松前重義が教育の指針として掲げた「若き日に」から始まる「汝の思想を培え」「汝の体躯を養え」「汝の智能を磨け」「汝の希望を星につなげ」の4つの言葉を紹介し、「この言葉には人生を前向きな姿勢で歩んでほしいという創立者の思いが込められています」と説明。さらに「東海大学で養った“集い力”“挑み力”“成し遂げ力”“自ら考える力”を発揮し、明確な人生設計を描くとともに人生の目的を定めてください。その目的は人生の青春が続く限り、なくなりません。後悔のない人生を歩むためにも積極的に挑んでください」と話しました。続いて来賓を代表して、イラン国際関係学院学長のモハンマドハサン・シェイホルエスラミ博士が登壇。卒業生に向けて激励の言葉が送られました。

最後に梶井龍太郎副学長が閉式の辞で、「皆さんは東海大学を卒業しますが、我々教職員は皆さんを応援し続けています。人生が実り多きものになることを祈念します」と語りました。

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