2018年度の春学期学位授与式を3キャンパスで挙行しました

2018年度の東海大学春学期学位授与式を9月20日に湘南キャンパスで挙行しました。本学では春と秋の年2回、湘南・熊本・札幌の3キャンパスで学位授与式を実施しています。札幌キャンパスも20日に、熊本キャンパスでは19日に、それぞれ授与式を執り行っており、全国で340名が卒業しました。

20日の午前中、湘南キャンパス2号館大ホールで行った学位授与式では、湘南、代々木、高輪、清水、伊勢原の各キャンパスの大学院生、学部生、留学生らに対して、学位記ならびに修了証を授与しました。内訳は、博士15名、修士27名、学士236名、乗船実習課程18名、別科日本語研修課程22名の計318名です。なお、熊本では学士12名、札幌では学士10名にそれぞれ学位記が授与されました。

式辞に立った山田清志学長は、英語でスピーチ。修了生や卒業生とその保護者らにお祝いを述べるとともに、「今日の社会も、皆さんの若いエネルギーと新しい知識や技術、イノベーション、創造力など多くのものに大きな信頼と望みを託しています。我々が抱える重要課題である経済、環境、民族問題、貧困・格差などどれをとっても国境を越えた課題となっています。世界市民として人類のために何ができるのか、グローバルな視点で考え、国境を越えて行動することが求められています。大学で身につけた『専門』と『教養』を土台として、新しい知を獲得し、生涯にわたり成長を続けなくてはなりません。また、昨年、本学園は建学75周年を迎えました。本年を、建学100周年を見据えた節目の年、さらにはあらたな挑戦の始まりの年と位置づけ、『先駆けであること~Think Ahead, Act for Humanity~』というブランドメッセージを掲げました。このメッセージを胸に、皆さんにはそれぞれの目標に向かって挑戦することを期待しています」と呼びかけました。続いて、学業優秀者に総長賞が授与され、髙野二郎副総長から代表者に賞状と記念品が手渡されました。

祝辞では松前義昭理事長が登壇し、「社会では幅広い年齢層、異なる価値観を持った人たちと協力し、成果を挙げていかなければなりません。ぜひ本学で培った『集い力』『挑み力』『成し遂げ力』『自ら考える力』を発揮してください。また、将来の人生設計を考えた生活を送り、人生観や人生の目的について考えてください。皆さんが希望の星に向かって人生を歩むことを期待しています」と語りかけました。最後に梶井龍太郎副学長が閉式の辞で、「東海大学は我が国を代表する大学ですが、むしろ世界から高い評価を得ています。さらに、将来どのような評価を受けるかは、皆さんの活躍にかかっています。輝かしい未来をつくってください」と語りました。

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