Global Citizenship Seminar「My Voyage on the Bosei Maru~望星丸の旅~」を開催しました

湘南キャンパスのインターナショナルカフェで7月18日に、Global Citizenship Seminar #24「My Voyage on the Bosei Maru~望星丸の旅~」を開催しました。この催しは東海大学グローバル推進本部が主催し、キャンパスの国際化を進めるために、さまざまな分野の専門家や、目標に向かって挑戦を続ける学生や教員が、全編英語による講演を行うものです。今回は、昨年度の学校法人東海大学第50回海外研修航海の団役員を務めた体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科のルーミィ・アンドリュー・ローレンス准教授が登壇し、寄港地研修や船上生活について紹介しました。

ローレンス准教授は、フランス領ポリネシア・タヒチ島から始まった研修航海を写真とともに振り返り、各寄港地で出会った現地住民との思い出や伝統文化を解説しました。海外研修航海での初寄港となったチリ共和国領・イースター島について、「島内のいたるところに形の違うモアイ像が置かれていた」と振り返り、その歴史的背景を紹介。続いて寄港したサモア独立国・アピアでは、現地の住民や学生との交流を通じて感じた環境問題について語り、「気候変動とともに、私たちの時代に差し迫っている問題はプラスチックゴミです。サモア人はバナナの葉で容器をつくるなど、プラスチックを無くそうと試みていました」と紹介して自然環境保護の大切さを呼びかけました。また、望星丸での船内生活について、団役員による特別講義やクラブ活動、スポーツ大会などのイベントを紹介し、「私がこの航海で感動したことの一つは、学生たちが素晴らしい友情を築き上げたこと。この友情は一生ものだと確信しています」と力説。講演後は参加者に短い紐を配り、船内研修で学んだロープワークを実践したほか、第50回の研修学生も登壇し、研修航海の魅力を英語で語って第51回航海への参加を呼びかけました。

参加した学生からは、「イースター島やサモアなど、なかなか行く機会のない国の様子を知ることができて勉強になりました。研修航海の話もとても魅力的だったので、いつか参加してみたいという気持ちになりました」といった感想が聞かれました。

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