女子バレーボール部の2選手が「JOCスポーツ賞」の新人賞を受賞しました

湘南キャンパスの女子バレーボール部に所属する中川つかさ選手(体育学部2年次生)と宮部愛芽世選手(同1年次生)が4月28日に、ジュニア世界選手権大会女子日本代表チームの一員として「JOCスポーツ賞」の新人賞を受賞しました。日本オリンピック委員会(JOC)が加盟する各種スポーツ団体の選手・指導者を表彰するもので、ゴルフの渋野日向子選手が最優秀賞に選ばれたほか、特別栄誉賞、優秀賞、特別功労賞、新人賞、特別貢献賞、女性スポーツ賞を含め18選手・団体が選出。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて6月に予定されていた表彰式は延期が発表されています。

中川選手と宮部選手は昨年7月にメキシコで開かれた女子ジュニア(U20)世界選手権大会に出場し、チームの初優勝に貢献しました。中川選手は大学生で唯一代表に選ばれ、予選リーグから全8試合にセッターでスタメン出場し、Vリーガーや高校生をリード。大阪の金蘭会高校3年生だった宮部選手は主にリザーブでしたが、身長173cmながら最高到達点が3mをこえるジャンプ力を生かして活躍しました。受賞を受けて中川選手は、「各スポーツ界の第一線で活躍する選手たちとともに選ばれ、大変うれしく思います。世界大会では日本とは違うバレーのスタイルを肌で感じることができ、とても貴重な経験になりました」とコメント。宮部選手も、「個人としてではなく、チームとして受賞できたことを大変光栄に思います」と話しました。

現在、女子バレーボール部は活動を休止しており、二人はそれぞれ自宅でトレーニングや走り込みをしています。関東大学春季リーグ戦ならびに東日本大学選手権は中止が決まっており、2人は「早くバレーがしたくてうずうずしています。春の中止は残念ですが、秋に向けてしっかり準備し、試合に出られるように頑張っていきたい」と声をそろえました。