3年次生・修士1年次生対象の「就職ガイダンスPart3自己理解編」を開催しました

湘南キャンパス2号館大ホールで7月2、3、4日の3日間、「就職ガイダンスPart3 自己理解編~自分の力を知ろう~」を開催しました。来年3月に企業の採用情報が公開され、本格的な就職活動がスタートする3年次生と修士1年次生に、社会に出るための基礎知識や就職活動に向けた対策を説明することを目的として5月から3カ月連続で開講しています。今回は筆記試験の種類や自己分析の方法などをテーマに実施し、3日間で約1200名の学生と大学院生が参加しました。

はじめにキャリア就職センターの水島久光所長があいさつに立ち、「就職活動は年々短い期間になっていますが、どこかの企業に入れればいいというものではなく、これからの長い人生で働く場所は自分とマッチングした企業であるべきです。そのスタートラインとして、まずは自分のことを知る必要があります。今回は自分の能力と志向・行動を分析する方法を、専門家の方々に解説していただきます」と語りました。続いて、株式会社ノストラムの内田耕市氏が登壇し、インターンシップの選考で実施される『SPI』『玉手箱』『TG-WEB』といったWEBテストの過去問題を出題。内田氏は、「出題分野は毎年変わらず、対策学習をしっかりしていれば誰でも点が取れるようになっています。これらは、努力を継続することができるのかを見ている試験です」と解説し、試験の種類ごとに異なる対策の方法や、模擬試験を受けることの重要性などを説きました。また、本センターのキャリアカウンセラーとして学生をサポートする立岡みどり氏が、就職活動における自己分析の目的について講演しました。自分の強みを理解する重要性や、面接時によく聞かれる質問の意図などを解説し、「自己分析のゴールは、採用担当者の質問の意図に沿った回答をするということです。これまでの人生を振り返り、『あの時も自分の能力を発揮できた』と思い返すことで自信につながりますし、整理することで相手にも伝わりやすくなります」とアドバイスを送りました。

最後に水島所長が、本ガイダンスのpart1から3までを総括し、夏季休暇や秋学期の過ごし方について、「これから皆さんは自分の特性を理解し、仕事選びと自分の持つ能力を掛け合わせて、志望する業界や企業を考える期間に入ります。夏季休暇中には各企業でインターンシップも実施しています。皆さんの引き出しを経験でいっぱいにしてください」と語りました。

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