「子ども大学ひらつか 奏(かなで)アカデミー東海大学」を開催しました

湘南キャンパスで11月21、28日に本学の教員と学生が地域の小学生に科学の面白さを教える「平成27年度 子ども大学ひらつか 奏(かなで)アカデミー東海大学」(主催:平塚市教育委員会、協力:東海大学)を開催しました。平塚市と本学の交流協定に基づく事業の一環として、子どもたちの知的好奇心や感性を育てることを目的に4年前から開いている催しで、市内在住の小学4年生から6年生まで約60名が参加しました。

初日は、文学部の平野葉一教授が「算数マジック教室~図形で遊ぼう」を行い、チャレンジセンターの岡田工教授が、「真空実験の不思議」と題した実験教室を実施しました。平野教授は、「一つの面が隠れている三面コースター」や「立体を作れる3枚のカード」を使い、紙を使った工作を通して、算数や数学の不思議を子どもたちに伝えました。また、岡田教授はチャレンジセンター「サイエンスコミュニケーター」の学生とともに、真空実験のキットを用いてマシュマロやお菓子の袋などを真空にする実験を披露。少しずつ空気を抜いていく過程で、それらがどのように変化していくのか観察しました。膨らみ続けるマシュマロやお菓子の袋を目にした子どもたちは歓声を上げていました。2日目は「手作り理科実験ワールド2015」(講師:大学院総合理工学研究科総合理工学専攻3年次生・宮良政彦さん)をテーマに、音階に合わせて切った真ちゅうのパイプを落として演奏する「バンジーチャイム」という楽器で音楽を演奏しました。

2日間を通して学び、修了証を授与された子どもたちは、「いろいろなことを学べて楽しかった。理科と数学に興味がわきました」と話し、保護者からは「家の近くで、子どもたちにとって貴重な経験ができるのは、とてもありがたい。私自身が知らないこともあり、驚きも多かった」といった感想が聞かれました。

湘hp報「奏アカデミー」 (1).jpg

湘hp報「奏アカデミー」 (2).jpg

湘hp報「奏アカデミー」 (3).jpg

湘hp報「奏アカデミー」 (4).jpg