留学生対象の自転車講習会を実施しました

別科日本語研修課程では5月13日に、留学生対象の自転車講習会を湘南キャンパス松前記念館講堂で開催しました。この講習会は平塚警察署の協力を得て昨年から実施しているもので、日本の自転車法規への理解を深めることが目的です。留学生や教職員など約70名が参加しました。

当日は平塚警察署の署員が、日本では自転車は乗用車と同じ車両の一種として扱われていることや、自転車に乗る際に点検すべき所などを説明。また、犯罪に合わないための注意事項や地震が起きたときはどうしたらよいかなど、日本の生活に役立つ情報を紹介しました。その後、留学生たちは講堂内に設置された練習用の道路を自転車で走りながら、右折や左折、信号を渡るときのルールや、標識の意味などを学びました。実施練習の後には「黄色信号の時はどうしたらいいのか」「犬にあたってしまったときは人間と同じに警察に通報するのか」など、日ごろ疑問に思っていたことや実際に体験したトラブルの対処法について、活発な質疑応答が行われました。

参加した学生は、「自転車のルールは知っているつもりでしたが、自分の国とは違うルールもあることがわかり勉強になりました。これからの生活に役立てたい」「日本の自転車のルールは厳しいと感じる部分もありましたが、だからこそ安心・安全が保たれていると感じました」「日ごろ疑問に思っていることを警察の人に聞けて安心しました」との感想が寄せられました。

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