付属相模高校の1年生を対象に「理工系体験授業」を実施しました

一貫教育センターでは3月2日に湘南キャンパスで、付属相模高校の1年生554名を対象にした「理工系体験授業」を開講しました。東海大学理工系学部・学科の実験、実習を大学施設において体験することにより、理工系分野への関心を高めるとともに、本学の取り組みに触れながら大学の学問分野への理解を深め、進路選択に役立ててもらうことを目的としています。当初は昨年9月に実施の予定でしたが、台風13号の影響により延期。日程を組み直してぜひ実施したいという付属相模高校からの希望が寄せられたことから、各学部の協力を得て実現。文系の学部も含むより拡充された内容で行われました。

はじめに、一貫教育センターの大崎聡次長が登壇し、「実際に授業を受けて、自分の将来やりたいことは何なのか、どのようにすればそこにつながるのかを考えながら、今日一日過ごしてください」とあいさつしました。その後、工学部応用化学科の樋口昌史教授が「理工系体験授業ガイダンス」として、授業の様子を交えながら東海大学の理工系学部学科の特徴を紹介。卒業生の就職先や仕事内容を例に挙げ、大学で勉強したことがどのように社会に生かされているのか説明しました。また、大学院工学研究科応用理化学専攻1年次生の高瀬早桐さんが、学生目線から大学での勉強や、キャンパスライフについて紹介しました。

大学の授業を体験する「体験プログラム」では、28の講義や実験を用意。理学部、情報理工学部、工学部、情報通信学部、海洋学部の理系学科以外にも、政治経済学部、法学部、教養学部、観光学部の文系学科も参加し、人文科学や社会科学など幅広い分野で、数理的な考え方が使われていることを学ぶプログラムを展開しました。

参加者からは、「実際に大学で授業を受けたことで、大学で勉強するとはどういうことなのか実感がわきました」、「実験でさまざまな化学変化を見るのは楽しく、理系へのイメージが変わりました」、「大学の授業は難しそうだけど、やりがいもありそうだと感じました。今日の経験も交えて自分の将来像や進路を考えたい」といった感想が聞かれました。

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