吹奏楽研究会が全日本吹奏楽コンクール・大学の部で2年連続5度目の金賞を受賞しました

湘南キャンパスの吹奏楽研究会が10月28日、岡山県・倉敷市民会館で開催された第65回全日本吹奏楽コンクール・大学の部に出場し、2年連続5度目となる金賞を受賞しました。東京代表として7年連続10回目の出場となった同研究会は、常任指揮者である福本信太郎氏のタクトで課題曲Ⅴ『メタモルフォーゼ~吹奏楽のために~』(川合清裕作曲)と自由曲『昂揚の漣』(長生淳作曲)の2曲を披露。優雅な演奏で会場を魅了し、2年連続の栄光に輝きました。

主将の齋藤圭邦さん(文学部文明学科4年次生)は、「今まで練習してきたことが評価され、とてもうれしく思います。今年は『成長』をスローガンに掲げて活動してきたのですが、コンクールを通して学生たちの向上心が上がり、人としても演奏家としても成長できたと思います」と語ります。演奏パートを取りまとめる学生指揮者の星野ゆりさん(教養学部芸術学科音楽学課程4年次生)は、「自由曲の『昂揚の漣』は、演奏の頂点をどこに持っていくかをポイントに自分たちの演奏をつくり上げました。それぞれのパートで抽出した課題を共有し、一つひとつ修正しながら練習したことで、本番ではまとまった演奏ができました」と笑顔で振り返りました。また、部長教員の藤野裕弘教授(教養学部)は、「今年度は普段の練習場所である2号館大ホールが改修工事で使えなかったこともあり、大きな会場で演奏するだけの音の広がりを出せていなかったのですが、学生たちが”これではだめだ”と話し合い、改善を図ることで本来の実力を取り戻して演奏してくれました」と評しました。

同研究会は本キャンパスの入学式や学位授与式といった各種行事をはじめ、硬式野球部や陸上競技部駅伝チームの大会における応援演奏、定期演奏会や年間約50回にも及ぶ依頼演奏、吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストへの出場など幅広く活動しています。今年度は8月から本コンクールに向けて集中して準備に入り、東京都大学吹奏楽コンクール、東京都吹奏楽コンクールと順調に金賞を獲得し上位のコンクールへと推薦を受けてきました。

なお同研究会では、12月27日(水)に横浜みなとみらいホール大ホールにて、「第56回定期演奏会」を開催いたします。詳細はホームページ(以下URL)よりご確認ください。
http://suiken.shn.u-tokai.ac.jp/

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