農学部で海外の協定校から滞在中の研究留学者らによる国際交流研究発表会を開催しました

農学部では、6月24日、本学部に約1ヶ月間研究留学していたタイ王国のメジョー大学農業生産学部(Maejo University, Faculty of Agricultural Production)の教員ナリン・タオカエンチャン博士と同国のモンクット王ラカバン工科大学農業工学部(KMITL, Faculty of Agricultural Technology)の大学院生カッシニー・サオワコンさんによる国際交流研究発表会を開催しました。これは、本学部が国際学術交流と連携を目的に海外のメジョー大学やKMITLと結んでいる協定校交換留学プログラムの一環として行ったもので、学生と教職員約35名が参加しました。セミナー形式での発表内容は以下のとおり。

▶「ハーブ中の二次代謝物と抗酸化活性:シソ科オルトシフォン属ネコノヒゲ茶の加熱処理中の抗酸化活性とフェノール含量」(ナリン・タオカエンチャン博士)
農学部バイオサイエンス学科食品機能科学研究室(安田伸教授)にて薬用植物の加熱処理における食品科学に関する研究に従事。

▶「ホテイアオイから抽出したカルボキシメチルセルロースを利用したポストハーベスト剤がラズベリーの収穫後の品質に及ぼす影響
」(カッシニー・サオワコン氏)
本学農学部応用植物科学科果樹園芸学研究室(安田喜一講師)にてベリー果実類の品質保持に関する研究に従事

受入教員の司会のもと、専門的な研究内容について英語での質疑も活発に行われました。終了後には、大学院農学研究科長の小野政輝教授より、研究留学の修了証書が手渡されました。

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