生垣剪定ボランティア「緑の会」が表彰を受けました

農学部の学生が結成した生垣剪定ボランティア「緑の会」が、国際ソロプチミスト熊本の学生ボランティア賞として表彰されました。
生垣は、仕切りや目隠し、境界、景観などの実用性はもちろん、その他の機能として大気浄化、気象緩和、防災そして地域の住民同士のつながりを形成するなど多くの効果が見込まれます。「緑の会」は、このようにすばらしい機能をもつ生垣を復活させようと、人手が少なく生垣の剪定作業が困難なお宅を訪問し、剪定のお手伝いをするボランティア団体で、これまで39年間もの長い間継続して活動を行ってきました。
活動の中心である「鉄砲小路」は、一直線に1km(現在4km)ほど続く生垣の景観のすばらしさばかりでなく、江戸時代から続く生垣の文化という意味でも意義のある場所でした。しかし、当時はコンクリートブロック塀全盛の時代で、都市の中からどんどん生垣が姿を消している時期でもありました。「鉄砲小路」も、生垣の管理の手間や設置に費用がかかる等の理由で、この例外ではありませんでした。そこで、その景観を守るため39年前に在籍していた農学部の学生が「緑の会」を発足し、今年で40年目を迎えます。

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