バイオサイエンス学科の米田准教授が松前重義学術奨励賞を受賞しました

学校法人東海大学の「2019年度松前重義賞授与・伝達式、松前重義記念基金奨励賞、学園スポーツコーチングアワード授与式」が1月15日に東京・霞が関の東海大学校友会館で挙行され、松前重義学術奨励賞に選出された農学部バイオサイエンス学科の米田一成准教授が出席しました。

松前重義賞は、建学の精神に基づき、文化・スポーツ・学術研究の分野で顕著な成績(業績)を収めた学園の学生、生徒、児童、園児、教職員と卒業生らをたたえるものです。今年度は、各賞合わせて627の団体と個人が表彰されました(1月15日時点)。学術部門では、東海大学現代教養センターの東慎一郎准教授が松前重義学術賞を受賞。若手研究者に贈られる同学術奨励賞には、米田准教授と医学部の遠藤整講師が選ばれました。

米田准教授の受賞テーマは「ユニークなアミノ酸配列を有す新規なNAD依存性脱水素酵素の構造生物工学的研究」で、「植物疫病菌にのみ効果のある選択性農薬創製を目的としたスレオニン脱水素酵素のX線結晶構造解析」や「ニワトリ脂肪肝で特異的に発現するカルボニル還元酵素のX線結晶構造解析」など農学部の多くの教員や学生と行ってきた”農学に特化した共同研究”が評価されました。米田准教授は、「農学部は2023年に熊本地震からの復興に向けて整備される新しい臨空校舎への移転を予定していますが、このような状況の中で奨励賞を受賞できたことは、今後の教育、研究活動の大きな励みとなります」と話しています。

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