文化社会学部「知のコスモス」展示会「身近な信仰世界を見つめて-お稲荷さんの現在-」を開催します

文化社会学部アジア学科(文学部アジア文明学科)※では、3月25日(月)から4月19日(金)まで、湘南キャンパスで、文化社会学部「知のコスモス」展示会「身近な信仰世界を見つめて-お稲荷さんの現在-」を開催します。本学科の杉本淨准教授のゼミナールには、南アジアの歴史、言語、社会、文化などの研究を志望する学生が集まっており、自分たちで展示会を企画することを奨励しています。今回の展示会はその活動の一環で、4年次生が身近な信仰世界で動物にかかわる展示企画を立案しました。

湘南キャンパスのある平塚市北部は農業地域で、家の敷地内にお稲荷さんの祠をよく目にします。普段は気に留めることのないこうした祠はどうして廃れることなく現在も大事にされているのでしょうか。無意識に通りすぎるその祠に、何か人が生きていく上で大事なものがあるのではないでしょうか。稲荷信仰に注目することで、ややもすると慌ただしい生活の中で見えなくなっている私たちの「周辺世界」をあらためて見直すことができるのではないかと考えました。調査は自分の周りの生活世界にたたずむお稲荷さんの写真を集めることから始まり、さらにお稲荷さんの重要な年中行事である「初午祭」の取材、農家の方々だけでなく、行事にかかわる神職や僧侶の方々にインタビューして回りました。入場料は無料で、事前のお申込みも不要です。皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。

文化社会学部「知のコスモス」展示会「身近な信仰世界を見つめて-お稲荷さんの現在-」

【日 時】
2019年3月25日(月)~4月19日(金)
9:00~17:00(土曜、日曜は閉室)

【会 場】
湘南キャンパス3号館4階展示室

【交 通】
小田急線(新宿より快速急行約60分、小田原より約25分)「東海大学前」駅下車徒歩約15分、または『秦野駅行き』『下大槻団地行き』バス(約5分)で「東海大学北門」下車すぐ。またはJR東海道線「平塚」駅下車『東海大学行き』または『秦野駅行き』バス(約30分)で「東海大学正門前」下車徒歩約5分
(お車でのご来場はご遠慮ください)

【入場料】
無料

【お申し込み】
不要

【お問い合わせ】
東海大学文化社会学部事務室
TEL:0463-58-1211(内線4102)

【主 催】
東海大学文化社会学部アジア学科(アジア万華鏡)

※東海大学文学部は、2018年4月から文学部と文化社会学部の2学部に改編され、アジア文明学科は文化社会学部を構成する学科となりました

アジア学科展示会ポスター_525.jpg

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