工学部の教員らが「世界一行きたい科学広場in湘南2019summer」に出展しました

工学部の各研究室が8月5日に湘南キャンパス19号館で開かれた「世界一行きたい科学広場in湘南2019summer」でブースを出展しました。このイベントは、東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが、「理科離れを防ぎ、科学の楽しさを通して人と人とのつながりをつくる」ことを目的に毎年実施しており、学生の団体や各学部の研究室などが集い身近なものを使った科学実験などを紹介しています。今年はキャンパス近隣の小学生や保護者ら約1200名が来場しました

当日はチャレンジプロジェクトや情報教育センターなどが実験教室を行う中、本学部からは、土木工学科の梶田佳孝教授と杉山太宏教授、原子力工学科の教員らによるブースを出展しました。梶田研究室では、地震による建物の揺れの原因を構造から理解してもらおうと、「建物のゆれを止めよう!」と題して工作実験を実施。紙で3階建ての建物を作り、それを動かしながら揺れの原因や対策について、学生たちが説明しました。杉山研究室は、地震による液状化について解説。近年、日本各地で起きた地震と液状化の被害を写真で紹介した後、振動を加えた土が液状化する様子を観察する実験を披露しました。原子力工学科のブースでは、吉田茂生教授らが自然放射線の概要を説明し、学科で行っている測定実験の方法などを解説しました。子どもたちからは、「地震のニュースで液状化という言葉を聞いたことがあり、どういう状態かよくわからなかったけれど、液状化の実験を見て理解することができました」といった感想が聞かれました。

また、会場では応用化学科の秋山泰伸教授がサイエンスショーを実施。「割れないシャボン玉」やマヨネーズづくり、分光シートを使った光の実験など多彩な実験を披露し、会場は立ち見の親子連れが出るほどの盛況ぶりでした。

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