原子力工学科の1年次生が浜岡原発を見学しました

工学部原子力工学科では、本学科の1年次生を対象に静岡県御前崎市にある中部電力・浜岡原子力発電所の見学会を実施しました。本学科では入学直後に神奈川県内にある原子燃料メーカーを見学しています。原子力発電所の見学会は、入学から1年間基礎を学んだ成果を振り返り、2年次生以降へのモチベーションアップにつげることを目的に毎年実施しているものです。

当日は約40名の学生が参加。最初に発電所の広報施設である「原子力館」を訪問し、実物大の原子炉模型を見ながら、発電所のスタッフから原理の説明や仕組み、万が一の事故に備えた安全対策について解説を受けました。また、全体を見渡せる展望台に上って敷地全体の施設の配置を確認したのち、発電所構内に入り、津波から施設を守るために整備されている防波壁の建設現場や、あらゆるトラブルに備えるために日々行われている研修の様子なども見学。学生たちは、新たな規制基準への対応状況や安全対策などについて熱心に質問していました。