大学院工学研究科応用理化学専攻の学生が金属学会で研究成果を発表しました

大学院工学研究科応用理化学専攻2年次生の馬原侑太さんが、9月19日から21日まで仙台市の東北大学で開催された日本金属学会秋期講演大会で研究成果を発表しました。同学会は、金属をはじめ材料工学全般を対象にしています。

馬原さんは「ガラスはんだ付時の超音波印加効果と接合メカニズム」と題して溶接・接合セッションで口頭発表。超音波を利用してガラスと金属を接合する新しいはんだ付技術とその接合メカニズム解明を目指して日本アビオニクス株式会社との共同研究で進めている研究の成果を発表しました。馬原さんは、「東北大学は金属材料工学を学ぶ学生にとってはメッカのようなところです。また、東海大学の創立者である松前重義博士や松前達郎総長も卒業された場所でもあり、とてもモチベーションが高まりました。私が取り組んでいる実験は先行事例が少ないので、接合に関するさまざまな分野の研究者から意見をもらう中で今後に向けた課題を再確認できるなど、今後にも生かせる成果を多く得ることができました」と感想を語っています。