材料科学科3年次生を対象に新たなキャリア支援授業を開講しました

工学部材料科学科では11月8、9日に3年次生を主な対象にしたキャリア支援授業を実施しました。本学科ではこれまでにも教員による個別指導や学年に応じたキャリア講座、企業の担当者による業界研究会などを通して学生のキャリア意識の形成と就職活動支援に取り組んでいます。今回は新たな取り組みとして、8企業の人事担当者と株式会社フォーラムエンジニアリング・株式会社マイナビのコンサルタントによる講義をプレ卒業研究にあたる「材料科学研究2」の授業の一環で実施。学生約100名が参加しました。

講義では、フォーラムエンジニアリングとマイナビのコンサルタントが、理工系学生を巡る就職活動の現状や就職活動を進める上での注意点、両社の支援事業などを紹介しました。また各企業による講義では、本学の卒業生や人事採用担当者が企業の特徴や業界の現状と将来性、大学卒業後の自身のキャリア、現在取り組んでいる仕事の内容について実体験をもとに説明。学生たちはメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。

授業を担当する宮沢靖幸教授は、「本学科は昨年度も学生・大学院生の就職率100%を達成しており、卒業生に対しては各企業からも高い評価を得ています。その一方で、現役の学生の中には、なかなか自主的に就職活動する意欲が高まらず、任意参加のセミナーなどだけでは、サポートしきれない面がありました。全学生必修の授業で企業の方やキャリアコンサルタントから直接話を聞くという手法は本学科にとっても新しい試みですが、学生たちには材料科学の幅広さや各企業の特徴、理工系学生の就職活動を取り巻く現状を知り、自分なりに活動する第一歩にしてもらいたい」と話しています。

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