健康科学部看護学科が「メイヨクリニック研修」を実施しました

2019年03月26日

健康科学部看護学科では2月22日から3日9日まで、「メイヨクリニック研修」を実施しました。本学科では国際性のある看護職を養成するための教育の一環として、先進的な医療で世界的に有名なアメリカ・ミネソタ州のメイヨクリニックと幅広い文化・学術交流を展開しています。本研修は、同クリニックでの実習体験などを通して看護に対する関心を深めるとともに、自己成長に向けて主体的に学習する姿勢を養うための動機づけの機会にしてもらおうと、選択科目「国際看護演習B:メイヨ」として1995年から開講しているものです。今回は、3年次生2名が参加しました。

研修の前半はアイオワ州にあるルーサーカレッジの看護学生の授業に参加。消化器系疾患に関する講義を受講し、バイタルサインや臨床的な兆候、症状を再現できる人形を使った学内演習を見学しました。後半はメイヨクリニックで、看護師から同病院の概要や看護教育システム、医療保健制度について説明を受け、病棟やがんセンター、患者教育センターといった先進的な施設を視察。さらに同カレッジの学生の病院実習をマンツーマンで見学し、入院患者への説明や、血圧、体温の測定、電子カルテへの記録といった一連の業務の流れを学びました。授業後には多くの学生と食事をともにし、キャンパスライフや両国の自然、文化などについて語り合い、親睦を深めました。

「付属相模高校時代から看護師を目指し、メイヨクリニック研修に参加したくて本学科に入学した」という川島涼香さんは、「アメリカの最先端の医療現場を体感し、学生たちと語り合う中で、両国の看護の特徴や課題に気づくことができました。講義で学んだことをしっかりと実習に生かし、落ち着いて堂々と患者さんや医師に接する看護学生を見て、今後の学習への意欲がさらに高まりました。この研修は自分にとって大きな挑戦でしたが、修了した今、達成感を感じています。災害地や紛争地で活動できる看護師になるのが目標です。今後も、何事にもチャレンジしていきたい」と抱負を話していました。

指導にあたった庄村雅子准教授は、「ルーサーカレッジでは今年度から各学年との交流パーティーがプログラムに追加され、東海大学との交流をいっそう深める機会が増えた印象を受けました。学生たちは、シミュレーション人形を用いた研修やSBAR(状況を適確に相手に伝えるためのコミュニケーションスキル)に基づく病棟実習を通して、正規の看護師のように考えて実践できる学生の能力の高さに学習意欲を刺激されたようでした。現地の学生や教員との交流を通して、語学学修についても動機づけを得たようです。多様な米国文化に触れ、温かいサポートを受けて、幅広い成果が得られた充実した研修でした。今回の学びを今後の学習に生かしてほしい」と話しています。

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