「フィールドワークB」の報告会を開催しました

健康学部健康マネジメント学科では、1月15日に湘南キャンパスで「フィールドワークB」の報告会を開催しました。身近な課題を発見し、自主的な調査・研究を経て解決を目指す授業で、今学期は学生や教職員のQOL向上を目的に昨年度発足した「東海大学KENKOプロジェクト」の活動と連携。「喫煙」「食」「運動」からそれぞれテーマを見つけて取り組みました。

報告会では履修した2年次生8名が登壇し、活動の成果をプレゼンしました。石井伽奈さんと中山希良理さんは湘南キャンパスの学生食堂で健康的なメニューを提供することを目標に、すでに販売されている「ひじき入り豆腐ハンバーグ」に着目して実食実験やアンケート調査などを実施。これまで湘南キャンパスでは20~30種類の健康メニューが提供されており、今回の豆腐ハンバーグも試食した学生の評価が高かったことから、石井さんは、「おいしいメニューであれば普及は可能だと思います。ただ、汁物の塩分量が2.5gと高いので、低価格の野菜を仕入れるルートをつくり、具沢山の味噌汁を提供するなど工夫も必要。今後も健康メニューのよさを伝えていく方法を考えたい」と語りました。小林理玖さんはキャンパス内にウオーキングコースを設定する案を発表。実際に4つのコースを作り、坂道でのダッシュや屋上での筋力トレーニングといったポイントも設定し、健康学部生に体験してもらった結果をまとめました。「集団でのエクササイズが楽しかったという意見が多く、楽しみながら行えたことがプラスの結果につながったと感じています。運用システムや食堂施設との連携などを考え、改善していければ」と話しました。また、北川大さんと小板橋京汰さんはキャンパス内の禁煙をテーマに調査。北川さんは他大学との比較や専門家に電子タバコについて取材した内容、成人式の会場で実施したアンケート結果などを、小板橋さんはキャンパス内で実施したCOモニター調査の結果などを報告しました。

指導に当たった有賀誠司教授と森真理准教授は、「フィールドワークA・Bは学生が地域に出て課題を見つけ、解決の方法を探る授業ですが、今回、同Bと連携したKENKOプロジェクトは、学内の健康課題に着目し、学生が主体となって活動する授業です。企業や大学への情報収集や独自のアンケート調査を行うなど、課題解決に向けて積極的に活動してくれた」と評価しました。

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