通信ネットワーク工学科の学生が「2018 ISU四大陸フィギュアスケート選手権」の学生国際ボランティアに参加します

情報通信学部通信ネットワーク工学科4年次生の櫻井邦彦さんが、1月19日から29日まで台湾で開催される「2018 ISU四大陸フィギュアスケート選手権」の学生国際ボランティアに参加します。日本国内在住の大学生、短大生、専門学生を対象に募集されたもので、大会期間中の選手・スタッフの移動補助、取材のサポートなどを英語で行います。今大会では、日本からは6名の学生が英語の書類選考および面接によって選ばれました。

付属相模高校時代、3年生の1月に初めてニュージーランドへ語学留学し、大学入学後もオーストラリア、イングランド、カナダに留学して英語を学び、TOEICのスコアは800点以上という櫻井さん。「大学入学前の学部説明会で、情報通信学部は興味を持っていた通信技術の勉強と合わせ、英語の学習にもとても力を入れていると聞き、進学を決めました」といいます。今回の学生国際ボランティア参加の経緯について、「高輪キャンパス近隣には泉岳寺などの観光名所があり、普段から街中で多くの外国人の観光客の方々を目にしていたことから、自分の英語力を実践的に活用して役立たせたいと思っていました。その中で、1年次生のころから英語の指導をしていただいている岡田礼子先生(高輪教養教育センター教授)から今回のボランティアへの参加を強く勧められたため、絶好の機会だと思い応募しました」と振り返ります。

選考試験の面接では、これまでの留学経験、普段の英語学習、学生生活、ボランティアとして採用された場合の観客に対する適切な対応についての質問に英語で回答。的確に相手にしっかりと自分の考えを伝える姿勢が評価され、採用となりました。大会期間中、ボランティアスタッフはそれぞれ担当を振り分けられ、櫻井さんは“VIPレセプショニスト”として、今回の選手権にかかわる要人の方々の対応を担当する予定です。櫻井さんは、「英語を専門に勉強し、ボランティア活動などで英語を活用して活躍する学生が多い中、英語を専門としない理系の自分がボランティアに参加することで、英語でない分野を専攻しながら英語を勉強している学生にも可能性や希望を持ってもらえるとうれしく思います。今回の学生国際ボランティアは英語を上達させることを目的とする語学留学と違い、コミュニケーションツールとして実用的に十分英語を活用できることが前提であるため、日本全国から選ばれた6名のうちの1名として、他国からのボランティアの学生とともにベストを尽くしたい」と意気込んでいます。

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