高輪キャンパスで「第80回CG・可視化研究会」が開催されました

情報通信学部情報メディア学科の濱本和彦教授が所属するCAVE研究会主催の「第80回CG・可視化研究会」が、11月1日に高輪キャンパスのVR実習室で開催されました。本研究会は、CAVE システムと呼ばれるバーチャルリアリティ(VR)装置を用いた先進可視化手法や教育機関への応用など、可視化に関するさまざまな話題について、大学・研究機関・企業などの枠をこえて意見交換を行うことを目的に約3ヶ月に1度、東海大では毎年11月1日に開かれています。今回は本研究会に所属する大学教員や研究者、学生など約20名が参加しました。

研究会では、濱本教授と伴野明教授(情報メディア学科)の研究室に所属する大学院情報通信学研究科の大学院生4名が日ごろの研究成果を発表しました。「香り付き神経衰弱ゲームの試作とバーチャルリアリティ教材への可能性」や「バーチャルサイドミラー評価のためのドライブシミュレータの開発」といったテーマで、人の五感に作用する教材や社会問題の対策となる研究内容を紹介。没入型VRシステム「ホロステージ」を使用したVR体験も行いました。また、当日は本学工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻の新井直樹教授も登壇し、気象情報を可視化するツール「Wvis」について発表しました。参加した大学院生からは、「さまざまな分野でのVR活用方法を聞くことができ、可能性の幅広さをあらためて感じた」「発表後に先生方から改善点などの意見をいただいたので、今後の研究に反映していきたい」といった感想が聞かれました。

CG・可視化研究会1_525.jpg

CG・可視化研究会2_341.jpg

CG・可視化研究会3_341.jpg

CG・可視化研究会4_341.jpg