コンピュータ応用工学科の4年次生が「ET & IoT Technology 2018」で発表しました

情報理工学部コンピュータ応用工学科の浅川毅教授の研究室に所属する4年次生の大谷秀吉さんと土屋秀和助教の研究室に所属する4年次生の神戸昂太さんが、11月14日から16日までパシフィコ横浜で開催された「ET & IoT Technology 2018」に出展した一般社団法人エレクトロニクス実装学会/バウンダリスキャン研究会のブースで研究発表を行いました。ET & IoT Technologyは、最先端の組込技術、IoT技術にフォーカスした総合技術展です。

同研究会は電子基板の検査手法であるバウンダリスキャンを日本で普及拡大させ、日本の電子製造業の競争力強化に貢献することを目的として活動を展開しています。今回の出展では、実装ボードの相互接続試験やICの真贋判定、高速(Gbit/s)なオンボードIC診断やFPGAコンフィグなどの機能について最新の技術動向を紹介。また、愛媛大学、徳島大学、東海大学における最新研究の成果を披露しました。大谷さんと神戸さんの二名は期間中の16日に、「バウンダリスキャンを活用した評価手法の開発」をテーマに発表。バウンダリスキャンを活用したテストシステムの開発に関して、ブースを訪れた企業の関係者らに向けて研究内容を説明しました。発表を終え、大谷さんは「企業の方々への説明が難しかったのですが、貴重な経験ができました」、神戸さんは「発表を通じて、よりいっそう自分の研究に対する理解が深まりました」と話していました。

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