KMUTTの建築デザイン学部と学部間研究教育提携に関する覚書を締結しました

情報理工学部は4月12日に、タイ王国・モンクット王トンブリ工科大学(KMUTT)建築デザイン学部と学部間研究教育提携に関する覚書を締結しました。本学部情報科学科の髙雄元晴教授とKMUTT建築デザイン学部の教員2名は、2013年度から大学生の創造性開発に関する脳科学・心理学的研究に関する共同研究に取り組んできました。昨年8月には両学部の学生が参加して合同ワークショップを東海大学で初めて開催。「高齢化社会と科学技術」などについて議論しながら交流を深め、研究のみならず教育においても提携する可能性を模索しました。

本年度高雄教授が申請し、本学で採択を受けた科学技術振興機構(JST)の公募事業「さくらサイエンスプログラム」の補助により、昨年度に引き続き今年8月もKMUTTの学生を湘南キャンパスに招いて第2回合同ワークショップを開催する予定にしています。髙雄教授は、「覚書の締結により、両大学の教育研究施設の利用を含め、双方の研究教育交流が大変容易になります。今回の締結をきっかけに教員のみならず学生たち同士でも交流を深め、将来的に学生主導の日・タイ間共同研究に発展させていくのが夢です。今後も、グローバルな舞台で活躍できる人材を育てるべく、様々な取り組みを行っていきたいです」と話しています。