情報科学科の高雄教授がタイ・KMUTTから客員教授に任命され集中講義を行いました

情報理工学部情報科学科の高雄元晴教授がこのほど、タイ・モンクット王トンブリ工科大学(KMUTT)から客員教授に任命されました。高雄教授がKMUTTから客員教授に任命されたのは2015年以来2度目で、任期は1年です。

高雄教授は8月に、本学の夏季休暇を利用して3週間にわたってKMUTTに滞在。建築デザイン学部に所属する学部生と大学院生を主な対象とした、ヒトの生理学や心理学に関する講義・実習を行いました。受講した大学院生からは「実習で脳波を記録しましたが、脳波を記録したのもされたのも初めての経験だったのでとても興味深かった。脳波は脳から出る電気現象というだけでなく、デザインや環境評価など、実務でもさまざまな応用が可能だとわかりました。これからもわからないことがあれば高雄教授に連絡をとって教えていただきたい」といった声が聞かれました。

高雄教授は、「KMUTTはタイ国内において研究・教育の両面でトップクラスに位置する理工系総合大学です。この4年間は毎年、日本政府の予算で学生たちを日本に招き、本学の理工系学生とともに1週間にわたって学生だけのワークショップを開催したり、両大学の教員間で研究シンポジウムを開催したりしてきました。徐々にではありますがこの成果が出てきており、過去にワークショップに参加した優秀な卒業生が本学の大学院に入学したり、3名の学部生が再来日して本学で卒業研究に取り組んだりと着実に”東海大ファン”を増やしています。本学の工学部・情報理工学部の学生は同大学に3カ月を限度に短期留学することが可能です。また教職員も学生も全員英語が堪能なので、特段タイ語がわからなくても授業や研究指導を受けることができます」と語っています。

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