村松聡講師が計測自動制御学会のシステムインテグレーション部門で研究奨励賞を受賞しました

情報理工学部コンピュータ応用学科の村松聡講師が、このほど計測自動制御学会のシステムインテグレーション部門で研究奨励賞を受賞。昨年12月16日に札幌市で開催された授賞式に参加しました。同賞は、前年度に開催された計測自動制御学会が主催する講演会やシンポジウムなどの研究発表会において、優れた内容の研究報告を行った発表者に授与されるものです。

村松講師は、一昨年の12月に開催された「計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会」で「同伴者との協調移動を実現するロボット動作の生成法」が評価されました。同研究は高齢化の進展に伴い、医療・福祉問題が深刻になっている現代で介護者の負担を軽くするべく、車椅子型のロボットの開発を目指したもの。同学会では、従来のように、介護者が車椅子を押すのではなく、センサーを用いて車椅子ロボットが介護者のいる場所を感知し、追従していくシステムの開発について発表しました。

村松講師は、「現在は自分の周りにロボットがいることに違和感を覚える方もまだ多いと思います。しかし、いずれロボットが生活に溶け込み、欠かすことのできない社会が構築されるはずです。今回の受賞を励みにして、人間と違和感なく共存していけるようなロボットの開発に取り組んでいきたい」と話していました。

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