第18回神奈川韓国語スピーチ大会で法学部と文学部の学生が金賞に選ばれました

大韓民国海外教育機関と神奈川韓国綜合教育院が主催する「第18回神奈川韓国語スピーチ大会」で、法学部の山本佳奈さん(4年次生)が「弁論部門」で金賞を受賞。文学部の上原歩さん(4年次生)も「プレゼンテーション部門」で金賞に選出されました。10月16日には駐横浜大韓民国総領事館で授賞式が行われ、ユン・ヒチャン総領事から表彰状と記念品が授与されました。このコンテストは、韓国語学習者のコミュニケーション能力の向上を目的に毎年開催されており、「弁論部門」と「プレゼンテーション部門」の2部門に分かれて参加者がそれぞれ好きなテーマについて発表するものです。例年は、審査員の前で参加者が練習の成果を発表してきましたが、今年は新型コロナの感染拡大を受け、参加者が事前に撮影した発表の動画で審査が行われました。

山本さんと上原さんは、1年次から本学国際教育センターが開講する韓国語の授業を履修し、語学力を磨いてきました。今回のスピーチ大会に向け、リモートでキムミンス講師(国際教育センター)の指導を受けながら準備を進め、山本さんは「韓国人はなぜコーヒーのアメリカーノが好きなのか」について、上原さんは「韓国語を学んで見つけた私の夢について」をプレゼンテーションしました。山本さんは、「韓国ドラマが好きな家族の影響を受けて、私も『字幕なしでドラマを楽しみたい』と思い、勉強を始めました。2年生の夏に留学した際に、街を歩く多くの人が大きなコーヒーを持っていたことが印象的だったので、今回のテーマに決めました。9月に開催された駐日韓国文化院の作文コンテスト(韓国語 韓国旅行記部門)でも入選でき、4年間の学びがさまざまな形で評価されてうれしい」と笑顔で振り返りました。上原さんは「高校時代からK-POPが好きだったので、大学進学後に韓国語を学び始めました。東海大学にはキムミンス先生をはじめ、ていねいにわかりやすく教えてくれる先生が多く在籍しているので、高いモチベーションで勉強できました。将来は韓国で働きたいという夢もあるので、今後も努力を続けていきたい」と話しました。

指導に当たったキム講師は、「新型コロナの影響でキャンパスに入ることができず、2人の負担は大きかったはずですが、逆境に負けず、しっかりと成果を発揮していました。普段より何倍も価値のある受賞ですし、成し遂げ力や達成感を感じたと思います。今後もチャレンジ精神を持って韓国語のみならず、さまざまなことに挑戦してほしい」と語っています。