横浜ユーラシア文化館で企画展「古代エジプト ファラオと民の歴史」を開催します

東海大学では1月31日(土)から4月5日(日)まで、横浜ユーラシア文化館との共同主催企画「古代エジ プト ファラオと民の歴史―東海大学のエジプトコレクション―」を開催します。本学が所蔵する古代エジプトコレクションの展示を中核として、大学の文化財 に対する取り組みを発信する企画展です。今回展示する本学の古代エジプトコレクションは、故鈴木八司名誉教授が収集したもので、2010年に本学に寄贈さ れました。鈴木名誉教授は、日本におけるエジプト学研究の先駆者であり、アスワン・ハイ・ダムが建設される際に展開されたユネスコの遺跡救済プロジェクト 「ヌビア遺跡救済国際キャンペーン」に当時の外務省から派遣された唯一の日本人研究者として知られています。

また本学では、約400片におよぶ古代パピルス文書の修復や画像のデジタル・アーカイブ化などの学際的な分野・手法による資料の修復保存や、情報技 術センターによる人工衛星を用いた考古学調査などに積極的に取り組んでいます。今回は、修復師を目指して研鑽を積んでいる本学の学生たちが修復保存を行っ たパピルス文書を展示し、本学の文化財に対する取り組みと、将来を担う若手育成についてのモデルケースを示すとともに、学生が主体となって展示解説、読み 聞かせワークショップ、古代エジプトパピルス修復体験ワークショップなど多くのイベントを開催します。入場は300円(小・中学生150円)です。ぜひご 来場ください。

企画展「古代エジプト ファラオと民の歴史―東海大学のエジプトコレクション―」

【会期】
1月31日(土)~4月5日(日) ※毎週月曜日休館
9:30~17:00(入館は16:30まで)

【会場】
横浜ユーラシア文化館(神奈川県横浜市中区日本大通12)

【交通】
みなとみらい線日本大通り駅3番出口すぐ、または、JR関内駅南口・市営地下鉄関内1番出口から徒歩約10分
http://www.eurasia.city.yokohama.jp/information/map.html

【展示構成】
第一章 古代エジプト-人々の生活と祈り
1.来世への願い-あの世で再び生まれ変わるために
2.「永遠に生きよ!」-古代の食生活
3.日常生活を彩るものたち
4.神・王・人の住処〔すみか〕
[特別展示]ナポレオンの『エジプト誌』

第二章 アブ・シンベル神殿とヌビア遺跡群-現代によみがえる古代ヌビア-

第三章 ローマ、コプトからイスラームへ

第四章 東海大学 文化財への取組み
1.エジプト画像のデジタル・アーカイブ化プロジェクト
2.日本で初めてのパピルス・プロジェクト!
[特別展示]パピルスの世界

※関連事業
(1)「東海大学と宇宙考古学」展(会場:1階ギャラリー)
(2)写真展「エジプト学者 鈴木 八司のまなざし」(会場:1階旧第一玄関)
(3)ワークショップ(土・日曜日、祝日開催)(会場:1階図書コーナー)
(4)「ベリーダンスの世界」(ベリーダンス公演と初心者対象の講座)※事前申込制
日時:2月22日(日)、3月22日(日)各日14:00~(90分程度)
会場:情文プラザ(横浜情報文化センター1階)
講師:Izumi氏(Izumi Oriental Dance Studio主宰)
定員:50名 参加費:1,000円(ユーラシア文化館で徴収いたします)
(5)ギャラリートーク
日時:2月1日(日)、15日(日)、3月1日(日)、29日(日)
各日14:00~(30分程度)

【入場料】
一般300円、小・中学生150円

【お問い合わせ】
文学部文明学科・アジア文明学科事務室
TEL:0463‐58‐1211(代)内線3025

【主催】
横浜ユーラシア文化館、東海大学
http://www.eurasia.city.yokohama.jp/

【共催】
横浜市教育委員会

【チラシ】
企画展「古代エジプト ファラオと民の歴史」ダウンロード(PDF:1.82MB)
関連企画「東海大学と宇宙考古学」展ダウンロード(PDF:0.65MB)

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