「東海大学の先生と一緒にシロウオ観察会」を開催しました

海洋学部では3月12日に清水キャンパスと静岡市内の庵原川河口で、「東海大学の先生と一緒にシロウオ観察会」を実施しました。本学と静岡市では包括連携協定に基づいて年3回自然観察会を行っています。今回の催しもその一環として企画したもので、市内の小中学生と保護者が多数参加しました。

当日は最初に、清水キャンパスの実験室で水産学科の秋山信彦教授がシロウオの体の特徴や生息地について講義。シロウオは体が透明なハゼの仲間ですが,魚は子供の時にはほとんどが透明で,皆さんが食べているシラスはカタクチイワシの子供で,生きているときには透明であることが説明されました.そこで,シラスを干して作られた「ちりめんじゃこ」を親子で虫眼鏡で観察しました.シラス以外にタコやイカ、シャコのほか、タツノオトシゴやウキガイなどが見つかりました.子ども達が発見した生き物たちについては,水産学科非常勤講師の高見宗広先生に種類を教えてもらいました.その後、庵原川に移動し、たも網を使って川を遡上するシロウオを採取し、観察しました。

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