学生2名がハワイで海外研修を行いました

海洋学部の加藤諒さん(2年次生)と瀬戸彩佳吏さん(1年次生)が、2月19日から26日にかけて、ハワイ大学マノア校を訪問。同大学の施設を見学しながら、現地の教員と交流を深めたほか、オアフ島内でフィールドワークを行いました。2015年に本学部とハワイ大学工学部が、クリーンエネルギーや海洋研究の分野での研究や学術的交流の促進を目指し、「学術および研究分野における覚書」を締結したことを受け、初めて実施したものです。

学生たちは、引率した坂上憲光准教授や仁木将人教授とともに、同大学内の学生や教員が新商品開発に取り組む「iLab」を見学。学生食堂で現地の学生らに交じり昼食をとったほか、工学部の校舎や図書館などの施設にも足を運びました。また、ハワイ大学が管理するワイキキ水族館では、サンゴ礁の成長過程や飼育されているサメや熱帯魚への知識を深めました。フィールドワークでは、「港湾工学の観点から見たハワイの海岸線」をテーマに、人工的に作られたワイキキビーチや全米でも非常に美しいと評されるカイルアビーチなどを見ながら波の発生の仕方や防波堤の役割などについて学びました。

帰国後の3月14日には、清水キャンパスで本学部の千賀康弘学部長らに研修の成果を報告。加藤さんは、「今回の研修を通じて、自分の専門分野以外の知識も身につける大切さを知りました。また英語力の重要性も感じ、今後の人生に生きる実りある8日間でした。今後は新しいことに貪欲に挑戦しながら、自分の知識を増やしていきたい」と話し、瀬戸さんは、「ハワイ大学の図書館は24時間開放されており、学生たちが至るところで勉強していました。意識の高さを感じ、今後のモチベーションにつながる貴重な経験ができました。また、フィールドワークでは、ハワイならではの地形を実際に目にし、海について新しい見方ができるようになりました」と振り返りました。坂上准教授は、「今回の研修を通じて、学生たちはこれまでの勉強量が足りなかったことや現地学生の持つ夢、行動力の違いに気づき、大きな刺激を受けたと思います。ハワイには海洋学を学ぶにふさわしい施設や環境が整っているので、ぜひ継続的に研修を行いたい」と話しています。

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