「大規模火災発生時を想定した避難訓練」を実施しました

清水キャンパスでは7月12日に、「大規模火災発生時を想定した避難訓練」を実施しました。本キャンパスのある清水地区は、東海・東南海・南海沖地震等の発生による被災が懸念されており、二次災害である火災についても日ごろの備えが重要になります。そこで、学生、教職員一人ひとりに防災意識を高く持ってもらい、危機管理を学びながら避難場所の確認、被害軽減に向けた体制を確立することを目的に毎年で訓練を実施しています。今回は学生569名、教職員128名が参加しました。なお、本キャンパスでは隔年で「津波を想定した避難訓練」も行っています。

11時50分から始まった訓練では、緊急時の校舎内放送に従って学生や教職員が各教室や体育館、臨海実験場から1号館前の広場に避難しました。学生らは教職員の指示を受けて、指定の場所に向かう際、出火地点と想定された2号館と8号館から遠い経路を歩き、避難地点に到着してからは点呼や安否確認なども行いました。本キャンパスの防災委員会委員長を務める海洋学部の川上哲太朗学部長は、「今日は火災を想定した避難訓練でしたが、発火場所はその時々で異なることから、避難経路を自分でよく考えることが重要になります。地震、津波、火災などによって被害は多種多様ですから、日ごろから災害に対する意識と心構えを持つことが大切です。大学だけでなく、自宅でも非常用持ち出し袋などを用意し、避難方法も考えておくなど、災害に対する準備をしておきましょう」と話しました。その後、日本平消防署によるスモーク体験と消火器を用いた消火体験なども実施。学生と教職員が、災害時の対処方法を学びました。

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