「渚の植物観察会」を開催しました

清水キャンパスと近隣の浜辺で7月29日に、海洋学部と静岡市との連携事業「渚の植物観察会」を開催しました。世界文化遺産の地・三保の松原周辺に生息する塩生植物について学びを深めてもらおうと、本学部と静岡市環境局環境創造課が主催したもので、小学生から中学生までの生徒とその保護者計45名が参加しました。

観察会の運営を担当したのは、本学部の学生有志による「海浜植物と環境教育プロジェクト(※)」です。第1部の「海浜植物を知る」では、本学部の大貫貴清非常勤講師が三保の海岸に生えている植物の写真を見せながら、「塩や風、日射しに強い」といった海浜植物の特徴を解説。第2部と3部ではキャンパスに隣接する海岸を訪れ、同プロジェクトの学生たちが講師役となって海浜植物を観察しました。その後、観察結果をグループごとに発表し合ったほか、三保の海浜植物を用いて「ハーバリウム」づくりを体験し、参加者たちは思い思いに作ったきれいなハーバリウムをうれしそうに眺めていました。参加した小学生からは、「海辺に生えている植物はすべて雑草だと思っていたけれど、いろいろな種類の植物が生えていることを知ることができた」と感想を述べていました。

※「海浜植物と環境教育プロジェクト」……2014年度に東海大学海洋学部環境社会学科の学生有志によって立ち上げられ、海浜植物の調査活動と環境教育を実施しています(統括:若林行・3年、アドバイザー:李銀姫准教授)。

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