看護学科が「2019年度海外研修説明会」を開催しました

医学部と健康科学部の両看護学科では4月10日に伊勢原キャンパスで、「2019年度海外研修説明会」を開催しました。単位が取得できる「ハワイ語学研修」「デンマーク医療福祉研修」「メイヨクリニック研修」と、東海大学の海洋調査研修船「望星丸」で諸外国を訪問する本学独自の教育プログラム「海外研修航海」への理解を深めてもらおうと、毎年開いているものです。昨年度に参加した学生が研修の概要や学びの成果について紹介し、医学部看護学科の1、2年次生と健康科学部看護学科の3、4年次生約80名が参加しました。

「ハワイ語学研修」(10日間)は1、2年次生が対象で、9月に実施。アメリカ・ハワイ州にあるハワイ東海インターナショナルカレッジを拠点に、看護基礎英語を中心に学びます。参加した学生は、「授業やプレゼンテーション、ホームステイを通じて英語の上達を実感できました。クイーンズメディカルセンターを見学し、アメリカの最先端の医療や看護に触れられたことも、今後の学習への刺激になりました」と振り返りました。

2、3年次生が対象の「デンマーク医療福祉研修」(10日間)は両看護学科と健康科学部社会福祉学科、医学部医学科の合同プログラムで、2月から3月にかけて実施します。ヴェズベックにある東海大学ヨーロッパ学術センターを拠点に医療機関や高齢者のケア施設などを視察するほか、学科別プログラムとして、学術協定を締結しているデアコネス大学看護学部の学生と交流します。研修参加者は、「一緒に参加した他学科の学生と意見を交わすことで、現地での学びをさらに深めることができました」と語りました。

2月から3月に実施する「メイヨクリニック研修」(16日間)は3、4年次生が対象です。前半はアメリカ・アイオワ州にあるルーサーカレッジ看護学部の授業に参加し、学生と交流。後半はミネソタ州のメイヨクリニックで同カレッジの学生の病院実習を見学し、医療現場を体験します。参加した学生は、「大変充実した研修でした。同クリニックで研修を受けられるのは、日本では東海大学と慶應義塾大学の学生だけです。英語学習を含め、しっかりと事前学習をして臨んでください」とアドバイスしました。

東海大学の全国のキャンパスと短期大学(部)の学生を対象とした「海外研修航海」は、2月から3月に約5週間にわたって南太平洋を巡り、国際交流や外洋航海、船上生活を通じて異文化理解や環境保護、協調性の大切さなどを実践的に学びます。参加者は、「人生観が変わるほどの有意義な研修でした。学部をこえて生涯の仲間ができて本当に幸せです。皆さんもぜひ参加してください」と呼びかけました。

報告を聞いた学生たちは、「どの研修も、海外の最新の医療や看護、異文化を体感できる貴重な機会だと思いました」「メイヨクリニック研修に参加したいので、看護学習とともに英語の勉強も頑張ります」などと意欲を見せていました。

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