洋上救急に協力した医学部付属病院高度救命救急センターの医師・看護師に感謝状が贈られました

洋上救急に協力した医学部付属病院高度救命救急センターの医師4名と看護師2名が、海上保安庁第二管区海上保安本部長、第三管区海上保安本部長から表彰されました。2月12日に本病院で伝達式が行われ、本センターの中川儀英所長と看護単位責任者の大久保健一主任の同席の元、第三管区海上保安本部長の宮﨑一巳氏から感謝状が手渡されました。

第三管区海上保安本部長からは、複数回にわたり洋上救急に協力した杉本悠輔看護師に対し、「118番の日」にちなんだ感謝状が授与されました。これは、海における事件や事故情報を通報するための緊急電話番号が「118」であることから、洋上救急活動に多大な貢献をした者に対し、1月18日付けで贈られるものです。第二管区海上保安本部長からは、昨年10月15日に対応した上畠篤医師と矢野英俊医師、杉本悠輔看護師、今年1月14日に対応した伊瀬洋史医師と白勢康介医師、称津純平看護師が表彰されました。

両本部長から表彰された杉本看護師は、「大変光栄です。海上保安庁の方々をはじめ、病院スタッフの皆さんの協力のおかげと感謝しています。救急救命士の研修などを通じて隊員の皆さんと“顔の見える関係”を築くことで、より迅速・適切な対応が可能になりつつあると感じています。表彰を糧にさらに研鑽を積みたい」と話していました。

終了後には、出席者が洋上救急の現状や本センターのスタッフの体制などについて意見交換。宮﨑氏からは、「東海大学には、洋上救急だけでなく救命救急士の研修や客船の事故対応訓練などでもサポートしていただいています。引き続きご協力をお願いします」との言葉が寄せられ、中川所長は、「緊急の現場で“あ・うん”の呼吸で対応するためにも連携強化は不可欠。今後も協力し合って洋上救急に貢献したい」と応じました。

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