柔道の国際大会「第14回松前カップ」で東海大勢4名が優勝しました

東海大学とデンマーク柔道連盟が2月14、15日にデンマーク・ユーラン半島のヴァイレで開催した柔道の国際大会「第14回松前カップ」で、東海大勢4名が優勝しました。柔道の普及などを目的に開いているもので、本学からは体育学部武道学科の3年次生28名が選択科目「柔道海外実習」の一環で参加。国際武道大学の選手のほか、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ポルトガルなど多くの国からジュニア選手も含む約300名の選手が出場しました。

優勝したのは男子81kg級の上田達彦選手、90kg級の坂本健介選手、100kg超級の中野隼人選手、女子57kg級の片岡志乃選手です。2グループに分かれて予選リーグを行い、上位2名ずつの計4名がトーナメントで優勝を争う今大会。上田選手は、「初めての海外でしたが、しっかりと一本を取る柔道をしようと臨みました。今大会に勝てたことで自信がつき、その後の体育系柔道体重別選手権大会でも優勝することができました」と話します。同じく海外での試合は初めてだったという坂本選手は、「東海大柔道部で海外の選手に対する練習もしているので、苦手意識はありませんでした。苦手な組み手をする相手と対戦するときの対応がうまくできなかったので、改善していきたいです」と語りました。中野選手は、「100kg級と100kg超級に出場しましたが、普段戦っている100キロ級で結果を残せなかったことが悔しいです。海外での試合は初めてで課題も見つかったので、しっかり稽古をして改善していきます」と話しました。また片岡選手は、「決勝では20センチ近く背の高い相手と対戦し、海外選手特有のリーチの長さを感じました。デンマークの選手との対戦は会場の雰囲気がアウェイだったので、ポイントを確実に取って1試合ずつ勝っていくことを意識しました。自分らしい、泥臭い柔道ができたと思います」と振り返りました。

柔道の国際大会「第14回松前カップ」で東海大勢4名が優勝しました