体育学部と健康科学部の学生らが野外レクリエーションで地域住民と交流しました

体育学部と健康科学部の学生らが8月6日に厚木市の神奈川県立七沢森林公園で、地域住民との野外レクリエーションを行いました。学生と高齢者に世代をこえて相互理解を深めてもらおうと、東海大学の地域連携活動「To-Collaboプログラム」の大学推進プロジェクト「ライフステージ・プロデュース計画 スポーツ健康事業」の一環として実施したものです。当日は、本学教員が地域住民を対象に20年以上にわたって開講している「東海大学AS研究会」(高齢期の生活とこころのケアを考える会)に所属する60代以上の会員と東海大学健康クラブOB会(楽遊会)の会員11名、学生や教員ら18名の合計29名が、ハイキングやバーベキューなどで交流しました。

体育学部からは生涯スポーツ学科の2年次生2名と大学院体育学研究科の修了生1名が参加。自己紹介を兼ねたストレッチやジャンケンサッカーなどのレクリエーションを指導して参加者を和ませ、雰囲気を盛り上げました。ランチではバーベキューを楽しみながら、結婚や親孝行、お金、生活、高齢者の若いときの体験などについて語り合い、午後には、互いの体調を気遣い、励まし合いながら公園内の丘陵地帯をハイキングして親睦を深めました。

参加した学生たちは、「人生の大先輩の話は、今後必ず役に立つと思います。貴重な体験ができてよかった」「ハイキングでは、歩く速さや休憩・水分補給のタイミングなど、高齢者の皆さんへの配慮を体験的に学びました」「さらに勉学に励み、地域の高齢者の方に健康の大切さや元気に歩ける楽しさを知ってもらうための活動を実践していきたい」などと話していました。

指導にあたった健康科学部社会福祉学科の谷口幸一教授は、「本イベントへの参加に多少の不安を感じていた学生たちが、高齢者と一緒に活動していく中で楽しみを見出し、信頼感を強め、次に会う機会への期待をふくらませていく過程を見てうれしく思いました。高齢の方々とのレクリエーションを通じた交流体験は、世代間の相互理解にための素晴らしい機会になるとあらためて感じました」と振り返っていました。

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