平賀准教授がEurasia Business and Economic SocietyでBest Paper Awardを受賞しました

政治経済学部経済学科の平賀一希准教授が、1月10日から12日までタイ・バンコクのカセサート大学で開かれた「Eurasia Business and Economic Society」で、最も優れた論文に贈られる「Best Paper Award」を受賞しました。EBESは東欧・中央アジア系の経営学・経済学研究者が多く所属する学会で、今回は47カ国・334名が178本の論文を発表しました。

平賀准教授の論文テーマは「Unit versus Ad Varolem Tax Comparison in the New Keyensian Dynamic General Equilibrium Model」です。消費課税において、従量税(1個何円という財の量に対する課税)と従価税(価格の何%とという日本の消費税のような課税)がそれぞれ経済(効率性)に与える影響を、近年のマクロ経済学の学術研究で用いられるニューケインジアン型の動学的一般均衡モデルで比較しました。

平賀准教授は、「Best Paperに選ばれたことにとても驚いていますが、同時にとてもうれしく、誇りに思っています。今回の受賞を糧に、よりよい海外査読誌に論文を掲載できるよう、研究活動に邁進したいと思います」と語っています。

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