政治経済学部同窓会会長奨励賞の授与式を行いました

政治経済学部では建学祭期間中の11月3日に湘南キャンパスで、「政治経済学部同窓会会長奨励賞」の授与式と受賞学生による論文発表会を開きました。この賞の授与は、日ごろから社会の動きや変化について学び、実社会に即した専門領域を通じて「社会力」の習得に努める学生の成果を顕彰するもので、毎年実施しているものです。経済学科と経営学科の全学生を対象に論文を募集。選考の結果、今年度は経済学科から3件、経営学科から1件が選ばれました。

同窓会総会の終了後に行われた発表会では、経営学科4年次生の伊藤勇輝さんが「公企業組織におけるモチベーションについての経営学的考察〜JR東日本のケースについて」のテーマで発表。その後、経済学科4年次生の白石純平さんと横地真央さん、村岡諒さんのグループが、「競争的エネルギーシステムの構想について」と題して将来のエネルギー供給体制や発送電分離の理想的な姿について発表。続いて経済学科3年次生の玉ノ井諒さん、須賀勇介さん、田中龍太郎さんのグループが、「自動車業界の現状分析と環境保護を推進させる次世代車を考える」のテーマで発表。ガソリン車と電気自動車、ハイブリッド車を燃費だけでなく、ランニングコストを考慮して比較した場合に環境負荷の少ない自動車とは何かを分析し、環境負荷の少ない車を普及させる政策について研究した結果を報告しました。
質疑応答では、同窓会員が社会人の立場からコメントしました。

受賞した学生たちは、「昨年から1年近い時間をかけて研究した成果を評価していただけてとてもうれしい。発表の準備中には、わかりやすく伝えることの難しさも学べたと思っています。社会で活躍していらっしゃる諸先輩方から指摘のあった問題点を踏まえつつ、さらによい論文に仕上げていきたい」「こうした機会があることで、低年次のうちから論文の書き方を学べるのはメリットだと感じています。経済理論の理解がまだまだ足りていないことを実感する機会になりました。賞をいただいたことを励みに、これからもしっかり勉強していきます」と話していました。

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