理学部の三上嵩斗選手が出雲駅伝で区間賞を獲得し、10年ぶりの総合優勝に貢献しました

陸上競技部駅伝チームで活躍する理学部情報数理学科の三上嵩斗選手(3年次生)が10月9日に島根県で開催された出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前・6区間45.1km)の5区で区間賞を獲得。10年ぶりの総合優勝に大きく貢献しました。さらに、11月5日には全日本大学駅伝対校選手権大会(愛知県・熱田神宮から三重県・伊勢神宮間・106.8km)の7区で区間2位に入るなど好走を続けており、来年1月2日、3日の東京箱根間大学駅伝競走でも活躍が期待されます。

昨年度の出雲駅伝で5区を任された三上選手は、トップでタスキを受け、区間2位の好走を見せました。しかし、総合優勝した青山学院大に第5中継所直前で抜かれ、レース後に、「出雲駅伝にもう一度出場し、リベンジしたい」と悔しさをにじませていました。この夏は合宿で徹底的に走りこみ、スタミナを強化。迎えた今年の出雲駅伝でも、昨年同様2位の青山学院大と14秒差のトップでタスキを受けると、37秒差までリードを広げる快走で区間賞を獲得しました。三上選手は、「総合優勝に貢献できてよかった。出雲駅伝の借りは同じレースでしか返せないと思っていたので、結果に満足しています」と笑顔でレースを振り返りました。

三上選手は本学部で、中高の数学科と情報科の教員免許取得を目指し、大西建輔准教授の研究室で学んでいます。「競技との両立は決して楽なものではありませんが、同じ学部の春日さん(千速選手・4年次生)ら先輩にアドバイスをもらったり、同級生に協力してもらったりしながら日々勉強しています」と話し、「大会後には、学科の友人や先生方から『レースを見ていたよ。おめでとう』『次のレースも応援しているね』と声をかけてもらい、とてもうれしかった。これからのレースでも、日々お世話になっている仲間への感謝の思いを胸に結果を残していきたい」と抱負を語りました。

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