小澤准教授の「観光学研修」の授業の一環で学生がボストン、ワシントンD.C.でアメリカの歴史や文化資源について学びました

観光学部観光学科の小澤考人准教授の「観光学研修」の授業の一環で、学生19名が9月1日から17日まで、「アメリカンの歴史と文化&ディズニーリゾートを巡る」をテーマにアメリカ・ボストン、ワシントンD.C.を訪問しました。この授業は、本学部が開講する選択科目でフィールドワークを通して自然資源や文化資源、環境や社会制度、企業のシステムなどを体験し、観光学の体系的かつ実践的理解につなげることを目的としています。

建国の地であるボストンでは、17世紀入植当時のアメリカを再現した野外博物館「プリマス・プランテーション」で当時の生活様式や入植から現在までの歴史を学びました。その後もマサチューセッツ州議事堂やハーバード大学などを見学し、4日目にはワシントンD.C.を訪問。国会議事堂、ホワイトハウス、リンカーン記念堂など、アメリカの歴史的遺産を巡り、「スミソニアン航空宇宙博物館」では、アポロ宇宙船や月の石など、アメリカが進めてきた宇宙開発の軌跡をたどりました。また、7日目にはオーランドに入り、「ウォルトディズニーワールド」を訪れ、人気観光地の運営実態を学びました。小澤准教授は、「観光・レジャーを体系的に捉え、歴史的遺産・博物館・テーマパークの理念と運営実態を知ると同時にその課題について考えることで、学生たちはアメリカの歴史や文化資源の演出プロセスなどを学ぶことができました。ハリケーンの襲来で過去最長の17日間の研修となりましたが、リスクに直面しながらも充実のグランドツアーが実施できたと思います」と振り返りました。

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