「第21回東海JOB‐LEAGUEガイダンス&体験報告会」を開催しました

キャリア就職センターでは10月11日に湘南キャンパス2号館大ホールで、「第21回東海JOB‐LEAGUEガイダンス&体験報告会」を開催しました。2年次生を対象とした本学独自のインターンシップ制度「東海JOB-LEAGUE」は、職業観とキャリア意識の早期育成を目的に毎年実施しているもの。今回は高輪キャンパスとテレビ会議システムをつなぎ、約1200名の学生が参加しました。

開会にあたり、本センターの水島久光所長(文化社会学部教授)が登壇し、「近年、積極的にインターンシップに取り組む企業が増えていますが、中には1日担当者の話を聞くだけという企業も多いのが現状です。『東海JOB-LEAGUE』では1、2週間とまとまった期間でインターンシップに参加することができます。社会に出て働くとはどういうことなのか、社会がどう動いているのかを2年次生の間に学べる貴重な機会なので、先輩の体験談を参考にぜひ検討してみてください」とあいさつ。続いて株式会社リクルートキャリアの担当者から、インターンシップの概要や参加する意義、近年の傾向などが解説されました。

また、過去にJOB-LEAGUEに参加した2名の学生がインターンシップの内容を報告。印刷会社のインターンシップに参加した文学部文芸創作学科3年次生の栗原帆南さんは、営業部や生産管理部などさまざまな部署での業務体験や、地元情報誌の取材に同行した経験を振り返りました。栗原さんは、「参加する前は不安もありましたが、大学での事前研修でビジネスマナーを身につけることができ、訪問先の企業では業務内容以外に社会で役立つ知識をたくさん学ぶことができました。今後の就職活動に役立つプログラムなので、皆さんにもこの機会を逃さないでほしいと思います」と参加者に語りかけました。また、工学部精密工学科4年次生の澤田志門さんは、ロボットの操作アプリケーション開発などを行う企業でのインターンシップ体験を発表。「自分が好きなロボットにかかわる仕事がしたいと考えて応募しました。実際にプログラミング作業をしたり、受付対応用ロボットのプログラム案を社長の前でプレゼンテーションしたりと、さまざまな業務を通じて社会で働くイメージがつきました」と振り返りました。

最後に、水島所長が湘南キャンパスの学生に向けて、今秋から新たに始まる2年次生向けのキャリア・デザイン支援システム「キャリア・オーディトリアム」「アジアン・レビュワーズ」について解説し、「キャリア就職センターは単なる就職の窓口ではなく、皆さんが成長していくためのプログラムを展開していきます。2年次生の過ごし方は、就職という狭い部分だけではなく、大学を出てからの長い人生をどう生きていくかに直結します。視野を広げたり論理的な頭の使い方を学んだりするためにも、インターンシップやセミナーに参加してみてください」と語りました。

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