東海大学 研究者ガイド 2020
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当研究室では、主に窒素を含む化合物を含む水を、触媒あるいは光触媒を用いて浄化する技術の開発を行っている。特に金属触媒を用いた硝酸塩の還元や、光触媒を用いたアンモニアおよび有機窒素化合物の酸化分解について検討してきている。単に対象とする物質を除去するのみではなく、有用な物質に変換して資源として利用したり、クリーンなエネルギーの供給源として活用できるような技術の開発に取り組んでいる。専門分野複合領域キーワード■触媒 ■光触媒 ■水処理■クリーンエネルギー■窒素化合物研究と関連するSDG研究内容触媒反応を利用した水浄化技術の開発Ikko Mikami准教授三 上 一 行環境技術メディア対応キーワード細胞内で合成されたタンパク質は特定の立体構造へ折りたたまれる(フォールディングする)ことで生理機能を発揮する。フォールディングを化学的に制御できれば、タンパク質が関与する様々な疾患の予防・治療薬の開発につながるものと考えられる。現在は主に、(1)タンパク質の構造に関する物理化学的解析、(2)フォールディングを促す人工分子の合成、(3)合成物を使ったタンパク質の構造変化の制御などに取り組んでいる。専門分野化学キーワード■生物物理 ■有機合成化学■生命有機化学■フローケミストリー■タンパク質科学研究と関連するSDG研究内容人工の有機化合物を用いた生体酸化還元反応の制御Kenta Arai講 師荒 井 堅 太化学メディア対応キーワード理学部理学部化学科化学科108

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