東海大学 研究者ガイド 2020
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人類の歴史は感染症との戦いの歴史でもある。ヒトが生存圏を拡大しようとするとき障害となり、多くの犠牲のもとに現在がある。この事実は今後も変化することはない。ヒトは将来宇宙開拓をし、地球以外に資源を求めるであろう。生活の場はそれまでとは異なる密閉環境となり環境センシングとその制御が極めて重要となる。専門分野化学キーワード□糖鎖合成 □糖鎖認識■センシング □官能基群■シリカ表面修飾研究と関連するSDG研究内容新たな視点で未来の環境センシング技術開発Osamu Kanie教 授蟹 江 治─メディア対応キーワード生命現象を司る機能性分子の多くは、アミノ酸が直鎖状に連なったペプチドやタンパク質からなる。私は、比較的アミノ酸の数が少ないペプチド分子について、その有機化学的な化学合成を方法に用いて、ペプチド分子が関わる生命現象の分子機構の解明を目指した研究を行っている。特に、甲殻類をはじめとした無脊椎動物の性や生殖に関わるペプチドホルモンに着目し、将来的な養殖技術への応用を目指して研究を進めている。専門分野化学キーワード□ペプチドホルモン□有機合成化学 □甲殻類■ペプチド合成研究と関連するSDG研究内容ペプチド化学合成による生体分子の合成と生命現象分子機構の解明Hidekazu Katayama准教授片 山 秀 和─メディア対応キーワード工学部工学部生命化学科生命化学科116

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